疾患 | 説明・症状 |
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打撲 | 一般に「打ち身」のことを言います。物が強くぶつかるなどの衝撃を受けると皮下組織や皮膚などの組織が損傷し、痛みを伴い青黒く内出血や腫れを引き起こします。 |
捻挫 | 関節にある靭帯及び軟部組織(関節包)が損傷した状態を言います。関節のある部分で起こるので四肢などに限らず全身に起こりうる疾患です。捻挫をすると損傷に伴う患部の痛みや腫れ、発熱などの炎症を引き起こします。 (例:突き指、ぎっくり腰、むちうち) |
挫傷(肉離れ) | 挫傷(肉離れ)とは、急激な筋肉の収縮により筋膜や筋繊維の一部が損傷することを言います。筋肉の部分断裂または完全に断裂する筋断裂が原因となります。 挫傷は痛みや腫れを引き起こし、場合によっては完治に数ヶ月を要する場合もあります。痛みなどの自覚症状が無くなった場合でも再発しやすく、専門家による十分な治療が必要です。 |
骨折 | 骨折とは物がぶつかるなどの衝撃による外的要因による骨折や反復して加えられた力による疲労骨折などがあげられます。また、骨折には皮膚の内側で骨が折れてしまう皮下骨折と、折れた骨の一部が皮膚を突き破ってしまう開放性骨折(複雑骨折)に分かれます。骨折をすると患部の腫れや変形、圧痛、運動機能の制限などがあります。 |
脱臼 | 脱臼とは関節がはずれ骨が異常位置で留まっている状態を言います。脱臼すると患部の周囲にある部位の損傷を伴うことも多く、患部の痛みと変形、腫脹、運動制限等を伴う。 脱臼には完全脱臼と亜脱臼があります。 |